■LMP人間力磨き経営塾通信9/24■
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[塾長メッセージ]横井悌一郎(花咲かいっちゃん)■□■
こんにちは。
先週は、文ちゃんのFM収録に出演、走る冒険家ポンちゃん(岩元みささん)に会いました。
そしてLMP人持ち人生塾ケース・スタディにポンちゃんが来てくれました。塾の前には、徳島キューテレビの取材がありました。刺激の多い一週間でした。
1.素直さとチャレンジする人に神宿る
文ちゃんのFM番組で出会った「走る冒険家」ポンちゃん(岩元みささん)。その後、LMP人持ち人生塾のケース・スタディにも登場いただきました。
ポンちゃんは中学時代、陸上競技に打ち込み、元気いっぱいの生活を送っていました。ところが高校で大きな挫折を経験し、それ以降は何事にも自信を失ってしまいます。
そんな彼女を再び立ち上がらせたのが、十種競技の武井壮さん。あらゆることに挑む姿勢に心を動かされ、自らの「走る力」に再挑戦する決意をしました。
そこからの歩みはまさに冒険の連続です。
・サハラ砂漠237km
・イラン・シルクロード230km
・ナミビア砂漠251km
・そして南極マラソン154km
次々と過酷な舞台を走り抜け、すべてを完走。体験談を語る映像や質疑から伝わってきたのは、
・高い目標を掲げる力
・そのための計画力と準備力
・苦境を越える強さ
・仲間を巻き込む人間関係力
まさにLMPで学ぶ「人間力」を体現している姿でした。
素直さを土台に、自分の限界へ挑み続けるとき、人は分野を超えて“神のような知恵”に導かれる――。ポンちゃんの挑戦は、そのことを教えてくれているように感じます。
2.徳づくりは人を育てること、地域貢献から
徳島キューテレビの取材を受けました。テーマは「日本百名山剣山を何故所有しているのか?」です。
日本百名山は、剣山以外は全て公有林です。私も取材に当たって「横井家の歴史」という文献から色々と推察しました。
剣山は、祖父の代に県から購入しました。その事実からは単なる取引です。しかし、神宿る山と言われる剣山ですから何らかのサムグレパワーが働いていると思います。
祖父(9代目)は、その祖父(7代目)の時に当時日本有数の廻船問屋として何隻かの千石船を所有していたのですが、台風でそのうちの主力が沈没して倒産同然となったのです。船長が指示を無視して、もっと儲けがある北海道まで船を進めたのが原因でした。8代目は家業を再興すべく様々な事業を手掛け、材木業としてかなり成功をおさめました。
祖父はその中で「何故、我が家は没落したのか?」を考え「徳が不足している」ことが根本原因だと考えました。
徳をつくることは「人を育てること、そして地域に貢献すること」が大切だと思いました。そして木を植えることの重要性に目覚め、林業をスタートしたのです。また、人を育てるために「山を育て人を育てる」という理念をつくり社員教育をし、育英資金を設け、地域の若者をバックアップしました。
こんな背景があったから、サムグレパワーもバックアップして剣山と縁ができたのではないかと思います。こんな話を取材で話し、山頂モニュメントのイメージ写真と「感謝と祈り」の碑文を見せました。
取材の柴田さんも大いに共鳴し、「そんな考えを持っている人が剣山オーナーで嬉しい。全面的に協力します。」と言ってもらいました。
これからの展開が加速しそうです。
[塾生レポート]
「IM(いっちゃんの息子・娘)の会に参加して」
スシーラティー紅茶教室・ショップ代表 吉田直子
2001年から塾長とはご縁を頂き、本当に長く娘のように可愛がって頂いております。
そして今月もIM会「いっちゃんの娘・息子会」で近況などを報告させて頂きました。
いつも応援の姿勢で、時には心配を、時には叱咤激励をしてくださりながら、見守り続けてくださっています。
少し前にスリランカに茶園を買うという冒険をした時は、適切なブレインを紹介して下さり、涙が出るほど嬉しかったです。
塾長は、出会ってから変わらず、より良くなるために改善の方法を考え、計画し、行動し、皆を巻き込みながら着実に進む姿。
そして、後輩の私たちの意見も素直に受け止め、聞いてくださる姿勢。
それをひたすら継続されるという事はなかなか出来ることではないと思います。
自分が年を重ねれば重ねるほどその思いは強くなります。
私たちの少し前を歩いて、その生き方を見せてくださることは、とても有難く、心強いことだと感じています。
今も、新たな出版と剣山という目標を掲げ、ありのままを見せて下さり、たくさんの仲間と実現しようとしている姿に触れ、自分も頑張ろうと強く思う事ができます。
これからも永遠の師匠として付いて参ります。
[塾生レポート]
「LMP人持ち人生塾9月会に参加して」
上桂動物病院 山崎了経
今回の人持ち人生塾はテレビ局の取材が入っていたため、普段とは少し違う雰囲気で始まりました。
剣山の所有者である塾長への取材で、様々な伝承や、人を惹きつける魅力やエピソードがたくさんあり春に社長塾の皆さんと登った楽しい時間を思い出しました。
成果報告では、松原さんの社歌映像が最大のインパクトを放ってました。施設外就労や障害者雇用など、ラップに会社の理念が盛り込まれていたんですが言葉で説明は完全に無理なのでここでは割愛します笑。とりあえず、佐々木大ちゃんはせんべいを食べすぎでした。続いて、北斗さんから「モニス認定」を取得見込みとの報告がありました。全国で10万社ある中小企業のうち、認定を受けているのは545社のみ。その一社に加わる見込みとのことでした。ラップ映像とのギャップというか、めっちゃ楽しみながらもしっかりと成果を残しているグリーンフラッグさん、すごいです。塾長賞おめでとうございます!
そして今回のスペシャルゲストは「走る冒険家」PONちゃん。現在挑戦中は日本縦断マラソンで、北海道から鹿児島まで、毎日30kmを走り続けているとのことです。テーマは「より多くの人に出会ってお世話になる」。ただの体力的な挑戦ではなく、人とのつながりを大切にしていることが印象的でした。PONちゃんは、高校時代の挫折や武井壮さんとの出会い、そして「ご縁紡ぎ大学」での経験を通じて「自分らしく生きていい」と感じられるようになったと話していました。世界各地の過酷なウルトラマラソンを走る姿を通じて「誰かに勇気を届けられる自分になりたい」と自分のなりたい姿を目指して走り続けておられました。
質疑応答の中で出た「過去・現在・未来と時間軸を変えて物事を捉えることで限界を超える」という言葉は強く心に残りました。塾長が松原さんを評して言われた「算盤がでかい」という言葉にも重なるように感じました。PONちゃんの素直さや挑戦する姿勢を見て、自分自身を振り返るきっかけになりました。開業当初は新しいことに挑戦し、できなかったことができるようになることを楽しんでいたのに、いつの間にかそういう気持ちを忘れていたように思います。困難なときほど、より大きな視点で自分が本当にやりたいことを考える必要があると感じました。PONちゃん、ありがとうございました。私もまた、自分の道を楽しみながら目標をより明確にして進んでいきたいと思います。
余談ですが、めっちゃ細いPONちゃんが懇親会のつるとんたんでは、2.5玉のうどんを一瞬で完食していたのには驚きました。走るとお腹減りますよね。