LMP

人持ち人生塾通信

LMP人間力磨き経営塾通信12.10

■LMP人間力磨き経営塾通信■ 12/10
[塾長メッセージ]
横井悌一郎(花咲かいっちゃん)
こんにちは。
先週は、高木美香社長が率いる高木包装の新工場や関連会社の新本社を見学しました。ビジョン2030へ向けて果敢にチャレンジする姿に、深い感動を覚えました。
また、LMP Tライン会の今年最後のミーティングでは、一年を通して取り組んできた様々な課題に、明確な方向性が見えてきました。

1.大きく考えることの力
美香社長は、LMPで学んだ30年の経験を活かし、常に大きなビジョンを描き続けています。ダンボールを「便利で安価な素材」と捉えるだけでなく、「アートとして人を喜ばせる商品にできないか」と探究し、“ダンボールアート”の世界を切り拓こうとしています。

今回の見学では、その構想が現実として動き出している様子を、目で見て、肌で感じることができました。新工場では、近隣の林業の村長の協力を得て奈良材を活かし、地域密着型のオープンファクトリーが形になりつつあります。

さらに関連会社パックインタカギの新オフィスは、デザイン性の高い空間にダンボールアートが展示され、実用性と創造性が調和した場となっていました。美香社長の想いが明快に伝わってくる場所でした。
現実を踏まえながらも大きなビジョンを掲げることで、チームは活性化し、リーダー自身の成長も加速していきます。

2.チームでPDCAを重続(継続)する力
Tライン会は、営業コンサルタントの山下ビリーさん、そしてLMP50年のパートナー角谷さんとともに、LMP活動をより深め広げるための企画ミーティングです。
今年も塾の内容の充実・拡大、そしてLMP50周年事業の検討を重ねてきました。山あり谷ありの一年でしたが、多くの課題がようやく整理され、形が見えてきました。

出版ではテーマと構成が明確になり、
「人徳あるリーダーへの道 ― LMP人間力磨き経営塾50年の実践と学び」
として、伝えるべき内容がスッキリと整ってきました。
剣山モニュメントはデザインがまとまり、現在は素材を法令に沿って検討しています。
50周年記念例会も、「未来志向の会」という方向性で企画が進み、約100名規模の活気ある集まりになりそうです。

このように、波長の合う仲間がPDCAを繰り返すことでプロジェクトが磨かれ、ワンチームとなっていく過程は、リーダーとして大きな喜びです。